2025年7月最新版|BESS(ベス)の家 全ラインナップ紹介!

新築住宅・DIY

こんにちは、「週末パパの子連れ日和」管理人のひげめがねです!先日、三角WONDER「間貫けのハコ」の契約を終え、我が家は「まの8」での暮らしをスタートすることが決まりました。これを機に、BESSの家の全ラインナップについて自分自身の備忘録も兼ねて整理してみたいと思います。2025年7月現在、BESSが展開する全住宅ラインナップをまとめました。構法ごとの違いを明確にしながら、ログハウス、在来木造、2×4工法、それぞれの魅力とモデルをご紹介します。


BESSは“「住む」より「楽しむ」”を掲げ、自然素材を活かした家づくりを展開する住宅ブランドです。BESSの家には、以下の3種類の構法があります。

▷ ログハウス工法

木材を積み上げる「丸太組構法」に基づいた伝統的技術で、木の呼吸を感じながら暮らせる住環境を実現。太いログ材による構造体は、自然な調湿性と高い断熱性を兼ね備えています(出典:SUUMO、BESS公式サイト)。

▷ 在来木造軸組工法

日本の伝統的な木造構法で、柱と梁を金物で接合する工法。設計の柔軟性が高く、和モダンな空間づくりに適しています。「程々の家」がこの工法に該当します(出典:BESS北九州ブログ、楽天ブログ)。

▷ 2×4工法(ツーバイフォー)

北米由来の枠組壁工法で、壁面が構造体となるため高い耐震性・気密性が特徴です。現代的な間取りの自由度があり、日本の気候にも適応可能な断熱・気密性能を備えています。


体験レポート

全国に展開するモデルハウス「LOGWAY」では、実際の家具配置や動線を体験しながら、各シリーズの特性を体感できます。設えや空気感から、暮らしのイメージを具体化しやすいのが魅力です。


全ラインナップ紹介

構法ごとに分類し、それぞれの特徴を解説します(情報出典:BESS公式、PR TIMES、SUUMO)。

▶ ログハウスシリーズ(ログ工法)

引用BESS公式サイト
  • G‑LOGなつ モダンな感覚を取り入れたログハウスで、36坪の広さを持ち、ベランダ空間「NIDO」が大きな特徴です。外観はシャープで、従来のログハウスとは一線を画すデザイン。代表的な間取りは「LOFT×吹き抜け」構成で、NIDOとリビングの一体感が強く、外と中をつなぐ設計思想が反映されています。
    • ラインナップ
      • ヒガラ:26.0坪(85.97㎡)/コンパクトながら開放感のある間取り。
      • セッカ:29.6坪(97.92㎡)/リビング中心設計で家族のつながりを意識。
      • アオジ:32.4坪(107.03㎡)/デッキとLDKが一体化した中間領域の活用型。
      • ミサゴ:37.9坪(125.39㎡)/ワイドな視界と空間配置で2世帯にも対応。
    • G-LOG 通年仕様:薪ストーブ設置対応、高断熱パネル構造、土間付きモデルなど選択可能。薪ストーブ設置対応、高断熱パネル構造、土間付きモデルなど選択可能。
引用BESS公式サイト
  • カントリーログ 昔ながらの素朴なログハウスらしさが魅力。木の素材感を前面に押し出し、自然と共に暮らすライフスタイルに適しています。各プランともに吹き抜けやウッドデッキとの親和性が高く、家族の団らんに最適です。
    • ラインナップ
      • コーリー:23.9坪(78.95㎡)/シンプルで落ち着いた空間。
      • クミン:30.6坪(101.08㎡)/広めのLDKとバランスの取れた間取り。
      • カラマス:33.3坪(109.99㎡)/吹き抜け+2階寝室付き。
      • クリナム:36.4坪(120.41㎡)/ファミリータイプで収納豊富。「2階リビング」「吹き抜けリビング」など、家族構成に応じた選択肢があります。
引用BESS公式サイト
  • 栖ログ(すみかログ) 平屋が基本設計となっており、14.4〜27.6坪というコンパクトサイズながら、木の香りに包まれる生活が楽しめる設計。少人数の家庭や高齢者にも人気。シンプルな動線、薪ストーブ対応、土間・ロフト付きプランも展開されています。
    • ラインナップ
      • S30:14.4坪(47.61㎡)/最小構成の1LDKプラン。シンプルに暮らす単身・夫婦向け。
      • M40:19.2坪(63.45㎡)/2LDKで収納や土間も充実。標準的な住まい方に最適。
      • L60:27.6坪(91.08㎡)/広々とした3LDK、家族暮らしや趣味部屋付きにも対応。広々とした3LDK、家族暮らしや趣味部屋付きにも対応。
  • 風のログ(2025年夏モデル) ログハウス工法の40周年記念モデル。延床面積84.68㎡(約25.6坪)、1階床面積53.82㎡+2階床面積30.86㎡。販売価格は約1,950万円〜(税込)。特徴はなんといっても「まんなか階段」と「7.7mのインナーデッキ」。この階段は住まいの中心に配置され、1階・2階の移動だけでなく、家族の交流や空間を仕切る役割も持ちます。デッキは屋内と屋外の中間領域として設計され、自然と暮らしを繋ぐ“広がり”を生み出します。ログ材の風合いと機能性を両立させたデザインで、1階にLDK+フリールーム+水回り、2階には吹き抜けを中心としたベッドルーム構成。季節ごとの変化を楽しみたい家族や、自然との共存を大切にする方に向いています。
    • 主な特徴
      • 吹き抜け×階段中心構造
      • 深い軒とキャンティデザイン(張り出し屋根)
      • 木製建具・薪ストーブ設置対応
      • 断熱材・サッシ強化で省エネ性能向上
    限定販売期間は2025年7月12日〜12月末まで。延床84.68㎡/約1,950万円〜で、中央階段や7.7mのインナーデッキを中心に設計。モデル間取りは「リビングを中心にデッキと繋がる吹き抜け2LDK」、多世代家族での利用にも対応可能。

▶ 在来木造シリーズ

  • 程々の家(ほどほどのいえ) 和の美意識を取り入れた在来木造軸組工法の代表格。27.7〜39.6坪、価格2,770万〜3,612万円。代表的な間取りは「土間リビング+和室+2階寝室構成」や「縁側とつながるLDK中心型」など、日本の気候風土と文化を活かした設計が特徴。
    • ラインナップ
      • 七色:27.7坪(91.56㎡)/土間と縁側を強調した原点モデル。最もベーシックなスタイル。
      • 八風:31.8坪(105.16㎡)/風通しの良さと居住性を両立。2階空間に工夫あり。
      • 十露(そろ):39.6坪(130.83㎡)/土間を中心に多用途空間を配置した拡張モデル。土間を中心に多用途空間を配置した拡張モデル。
      • 晴七色 39.6坪拡張タイプ(2階子供部屋+和室+土間広め) 「程々の家」の40周年記念モデル。91.56㎡/約2,380万円〜。白壁と天然木のコントラストが際立つ外観。モデルプランでは「明るく風通しの良い中庭風リビング+ロフト+ワークスペース」といった構成で、女性人気が高く、子育て世代にも支持。

▶ 2×4工法シリーズ

引用BSS公式
  • WONDER DEVICE 33.4坪。2×4工法の合理性と自由設計を融合したシリーズ。趣味空間としての多目的利用に対応しやすく、在宅ワークやアウトドア趣味層に好評。
    • 四角WONDER(WONDER DEVICE): 四角いシルエットが特徴のベーシックタイプ。6P・7P・8P・8×8Pの4バリエーションがあり、それぞれプラン・面積・価格が異なります。
      • 6P:25.1〜25.8坪(83.00〜85.21㎡)/コンパクトで無駄のないレイアウト。
      • 8×8P:29.8〜30.1坪(98.46〜99.36㎡)/開放的なLDKとユーティリティスペースを確保。
      • 7P:32.3〜33.1坪(106.82〜109.30㎡)/スキップフロア設計で多用途な中間空間が魅力。
      • 8P:36.8〜37.8坪(121.72〜124.96㎡)/広々とした3LDKや趣味空間も確保可能。
引用BESS公式サイト
  • 三角WONDER(間貫けのハコ): 三角屋根が象徴のデザイン性重視モデル。「まの6」「まの7」「まの8」の3つのプランがあり、間取りや内装も異なります。
    • まの6:24.9坪(82.35㎡)/シンプルな1LDKでセカンドハウスや趣味の家にも。
    • まの7:29.3坪(96.88㎡)/吹き抜けのある2LDKで開放感のある空間。
    • まの8:33.9坪(112.17㎡)/広々とした3LDKで中二階的な空間活用が可能。三角屋根が象徴のデザイン性重視モデル。「まの6」「まの7」「まの8」の3つのプランがあり、間取りや内装も異なります。

問題点

  • ログハウスのメンテナンス性: ログハウス特有の「セトリング」(木材の収縮による沈み込み)が起こるため、建築後2〜3年は建具や壁面の調整が必要です。平均で3〜5cmの沈下が発生することがあり、建具の開閉や柱の水平性に影響します。さらに、屋外木部には定期的な塗装・防腐処理が求められ、日当たりや風雨の影響を受けやすい南面では特に注意が必要です。
  • 断熱性能の差: ログ壁は断熱材を使わず、ログ材の厚みで保温性を確保します。しかし、一般的な断熱材入り壁と比較すると気密性・断熱性が劣る場合があり、隙間風や温度ムラが生じることも。特に冬季は窓際の冷え対策や暖房効率を高める工夫が求められます。 また、BESSの家では断熱性能に関する数値(UA値・C値など)は明示されていないため、性能の比較や具体的な期待値がわかりにくく、住宅性能を重視する方には事前確認が必要です。ログ材の厚みで保温性を確保します。しかし、一般的な断熱材入り壁と比較すると気密性・断熱性が劣る場合があり、隙間風や温度ムラが生じることも。特に冬季は窓際の冷え対策や暖房効率を高める工夫が求められます。
  • 在来工法・2×4工法の制約: BESSの家は「注文住宅」として販売されていますが、実際には規格化されたモデルプランに基づく「準注文住宅」に近いスタイルです。そのため、間取りを完全に自由設計できるわけではなく、壁の配置や構造上の制約から希望通りの変更ができないこともあります。大開口を望む場合は、構造補強や梁の設計変更が必要になり、それに伴ってコストや工期が増加するケースも見られます。
  • オプション費用の増加: 薪ストーブ、ウッドデッキ、ロフト、外壁素材変更、断熱強化などのオプションを加えるごとに費用が増加します。最終見積もりが当初の想定を大きく上回るケースもあるため、事前の予算管理が不可欠です。
  • 在来工法・2×4工法の制約:間取り自由度は高いが、構造計算による制限が一部あり。

解決策

  • 定期メンテナンス: ログハウスの場合、2〜3年ごとの再塗装やコーキングの補修を行うことで耐久性を維持できます。特に南面や雨風にさらされる外壁には注意が必要です。BESSでは専用のメンテナンス用品やサポートも案内されています。
  • 断熱性向上: 標準仕様に加えて、オプションでトリプルサッシや高性能断熱材の追加が可能な場合があります。設計段階で寒冷地仕様にする、薪ストーブや床暖房を取り入れるなど、地域環境に応じた断熱強化を事前に相談しましょう。
  • プラン選定と予算管理: 「準注文住宅」という性質上、基本プランのままでの完成も可能です。追加オプションを選定する際には、各費用の内訳と効果を比較し、必要最低限に抑えることが重要です。初期段階から「本体価格+オプション費用」の概算見積もりを確認しましょう。
  • 工期管理と設計打ち合わせ: BESSの施工は工務店を通じて行われるため、地域差や工期にズレが出る場合もあります。建築スケジュールは必ず可視化し、設計士や営業担当との定期的な進捗確認を行うことで、納期遅延や設計変更のリスクを軽減できます。塗装・点検は2〜3年ごとが理想。
  • 断熱性向上:高性能サッシ・薪ストーブ・断熱内装の追加設計で改善可。
  • 工期管理:着工前にスケジュール共有を行い、建築進捗の可視化を行うことが重要。

周辺情報

BESS博多では、事前予約制にて展示場の見学が可能です。見学希望者はBESS公式サイトから日時を選択して申し込む形式となっており、混雑を避けてじっくり体験できます。スタッフによる丁寧な案内や、モデルごとの特徴説明を受けながら、リアルな暮らしのイメージを持つことができます。

「LOGWAY」各拠点では夏の特別イベントを開催中。ワークショップや薪ストーブ体験、スタッフによる案内が好評。展示内容は拠点ごとに異なるため、公式サイトで最新情報を確認してください。


まとめ

BESSの家は「構法の違いによる暮らし方の選択肢」を明確に提示しています。ログハウス工法は木の呼吸と共に生きる住まい、在来工法は和モダンで調和の取れた空間設計、2×4工法はモダンで快適な住環境。それぞれに特化したシリーズが用意され、2025年7月現在では「風のログ」や「晴七色」といった40周年記念の季節限定モデルも登場しています。


BESSの家に興味を持った方でも、最終的な判断には他の住宅ブランドとの比較や、展示場でのリアルな体験が重要です。そんな時に役立つのが、複数のハウスメーカーを一括で予約・比較できる【ホムホム】です。

住宅展示場見学予約サービス【プロクラ】

ホムホムを活用すれば、展示場の見学予約から資料請求、来場特典の受け取りまでスムーズに行えます。BESS以外の選択肢を比較検討し、自分たちにぴったりの家を見つけたい方に最適なサービスです。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。 木とともに生きる暮らしを、BESSとともに始めてみませんか?


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