【建築前のリスクは何がある?】BESSで家を建てる前に知っておくべき重要事項

新築住宅・DIY

こんにちは、ひげめがねです。

2025年6月末、我が家はいよいよBESSの「まぬけのハコ」で家を建てるための契約に至ります。 しかし、最近の新流に感化し、リスク回避のために自分なりに調べたことを備忘録としてまとめます。


▶ ニコハウス倒産のニュース

2025年5月、新潟県の住宅企業「ニコハウス」が倒産しました。 結構な額の手付金を支払った客さんの中には、着工すらされないまま連絡不能になり、返金も期待できない事例があるとの報道もありました。

出共: 日テレNEWS


▶ BESSも心配?親会社アールシーコアの給端状況

BESSを撲積する上場企業「アールシーコア」は、万年度赤字給端が続いています。

  • 2023年3月期:最終損失3億円
  • 2024年3月期:給端損失5億円
  • 2025年3月期:一部改善も、給端負傷は続く

もちろんBESS自体は新商品のヒットもあり、建築件数は増加しているものの、親会社の給端は少なくとも小規模なビルダーや補償背景に影響する可能性は否められません。

なお、アールシーコアは経営改善に向けて以下のような取り組みも行っています:

  • 代官山のBESS旗艦店を売却し、資産のスリム化を実施
  • 中高層木造建築(BESS BR)などの新たな建築領域に参入
  • 中古ログハウスの価値を認定し再流通させる「歳時住宅」事業を開始
  • BESSブランドの再編や営業エリアの効率化による販管費の抑制

これらの施策によって、財務改善と事業再構築を図っているとの説明がIR資料でも公開されています。ただし、根本的な業績回復には継続的な売上成長が必要であり、住宅購入者としても最新の経営状況をウォッチしておくことは大切です。

BESSを撲積する上場企業「アールシーコア」は、万年度赤字給端が続いています。

  • 2023年3月期:最終損失3億円
  • 2024年3月期:給端損失5億円
  • 2025年3月期:一部改善も、給端負傷は続く

もちろんBESS自体は新商品のヒットもあり、建築件数は増加しているものの、親会社の給端は少なくとも小規模なビルダーや補償背景に影響する可能性は否められません。


▶ BESSの保証制度は実労性があるのか?

BESSは、下記のような保証制度を提供しています:

  • 構造体、防漏保証情報を60年まで延長可
  • ログ壁腐腑保証
  • 設備保証(平均5年/有償で10年まで延長可)
  • 端束時点での「完成保証」(建築中倒産時の代替建築)

ただし、これらはすべて「BESSやアールシーコアが存立している上での保証」であり、倒産や法的整理に入った場合は、実践的に完成保証も簡単には立ち行かないのが現実です。


▶ BESSの支払スケジュール

BESSの実際の支払スケジュールは以下の通りです:

タイミング支払率
申込時2%
契約時10%
着工時20%
上棟時40%
完成時30% (内2%を差引)

これの実労情報

  • 支払が分割されているため、前金全額支払いによるリスクは少なめ
  • しかし、着工(20%)、上棟(40%)の支払い後の倒産は、建物は半端で止まり、金額も返らず、他社による再繰には費用の二重支払いの可能性大

▶ 我が家で確認したこと

  • 「保証」の存在は確認済。ただし、発動条件や法的故障時の繰り込みは要確認
  • 「エスクロー」は同輩会社系の中では適用されていないようで、請求書はBESS本体よりの直接受け
  • 「完成保証」はあるが、BESS自身が倒れた場合にどこまで活用されるかは不明

▶ まとめ

住宅購入は、大きな費用と同時に大きな決断です。 「保証がある」という表現だけに安心せず、その内容や実労性を確認しながら、しっかり検証して進むことが大切だと実感しました。

同じようにBESSを検討されている方は、これらの情報が参考になれば幸いです。

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